2010/01/23

Inside story ?

 Arrived printed magazine/buyers guide issued by Kayaksession&Paddleworld. I continued to visit ISPO, Outdoor-show and Kanumesse over these 15 years which held in Bayern south of Germany. And I need to tell some inside story exactly to Japanese consumer which written in this buyers guid and I learned.

昨秋に欧州の見本市で発表されたパドルスポーツ関連の2010年製品バイヤーズガイドが最近ではめずらしく印刷物として発行されたのでお願いして送ってもらった。この中で今や世界のパドルスポーツの中心となる見本市に成長したショーの発起人や成り立ちが簡単に紹介されていたので皆さんにも紹介しておこうと思う。

Foto: Peter Lintner [www.peterlintner.de]
この4人、左から...
トニ・プリヨン(プリヨンGmbH社長)
クリストフ・ランガー(ブルー&ホワイト社長)
ヴォルフガング・ハウプト(プリヨンGmbH セールスマネージャー)
ホルスト・フュアサッテル(hf. 社長)
パドルスポーツ関連の世界の重鎮である。この人達を紹介すると職業人としてもパドラーとしてもひとりづつすごい実績の有る人ばかりなので詳細はまた別の機会にでも。みんな僕と同じ年齢でスポーツやレジャーとして世界規模でパドルスポーツを育ててきた第2世代である。
欧州でも米国でもパドルスポーツと言えばアウトドアでのスポーツやレジャーとしては少数派であり、製品や遊び方を提案する見本市もこのジャンルを単独で開催する事は、集客や費用面で非常に困難であった。欧州では第一世代のパドルスポーツショーはミュンヒェンで7月に開催されるISPOという陸上雪上空中水中を問わずさまざまなジャンルの国際スポーツショーのなかへ出展される形で始まり、その見本市の時期が真夏に開催されるようになると最盛期で多忙なパドルスポーツ業界とこのISPOのニーズがフィットしなくなった。そこでパドルスポーツ関連の団体は同じくバイエルンで開催されるOutdoor Show へ出展するようになるが、数年後にはISPOと同じ問題が浮上する。要は他のスポーツ業界が主催する見本市への合流ではなかなかパドルスポーツに光はあたり難いし、他業界の都合に左右されすぎると言う事である。

パドルスポーツ業界の各メーカーもその懸念を持ちながらもそれぞれが有効な手を打てないでいる中、このままではいつまでたっても世間の認知度もこのすばらしいパドリングの楽しさも皆に知ってもらう事は出来ないというムードだけが広がりつつあった。

…長くなるので 続きは次回へ。
...続きを〜

そんななかで写真の右から2人めのヴォルフガングの呼び掛けで4人の会社を中心としてプリヨンGmbHのあるバイエルン州ローゼンハイムの隣市のロールドルフのポストホテルのなかにある小さなレストランで2003年に初めてのパドルスポーツショーが開催された。

ヴォルフガングとは仕事やプライベートを問わず長い間いろんな意見交換をしたが、僕が今回驚いたのは彼が写真で公の場に出て居る事。生粋のバイエルン人としては非常に大きな190cm近い身長と100kgの巨体に似合わず非常に繊細で控えめな人である。フォールディングカヤックを100年近く前に発明した同じくローゼンハイムにあるクレッパー社のゼネラルマネージャーとして会社を牽引し、自らもデザイナーとしてアエリウス2000を世に送り出しクレッパーを近代へと導いた一人である。物事の真理を知る典型的なドイツ人で同じ年齢とはいえ僕の尊敬する一人である。

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